TONICのWebサイトを立ち上げてから、少し時間が経ちました。
法人としての信用力を整えるという目的はもちろんありますが、私自身の中ではもう一つ大きな理由があります。
それは、自分の考え方や仕事の進め方を、外に向けて言語化しておきたいという思いです。
私はこれまで、ソフトウェアエンジニアリング、プロジェクトマネジメント、デリバリーマネジメント、経営・戦略、ITコンサルティングといった領域で、多くの現場に関わってきました。
そこで強く感じてきたのは、「成果を出す人は、例外なく考え方が整っている」 ということです。
逆に言えば、考え方が整ってなければ、どれだけ経験があっても成果に結びつきません。
本ブログを、そうした「考え方の土台」を共有する場所にしたいと思っています。
【ブログという形式で発信する理由】
一般的なコンサル会社のサイトには、立派な実績ページがあります。
しかし、私はそこに過度な力を入れないことにしました。
理由は、実績を詳細に書けば書くほど、読み手が「自分でできる」と錯覚してしまうからです。
また、守秘義務の観点からも、具体的な内容を出しすぎるのは適切ではありません。それよりも、抽象度の高い「考え方」を共有する方が、読み手にとって価値があると考えています。
以前、ある中小企業のIT社長のブログを読んだとき、つぶやき程度の短い文章にもかかわらず、思想や進め方が驚くほど一致していて感心したことがあります。
その経験から、ブログという形式でも、伝わるものは十分に伝わると確信しています。
【TONICが大切にしている価値観と、その背景】
TONICのトップページには、次の一文を掲げています。
「本質をとらえ、実効性を設計する。」
これは、私が仕事をする上で最も大切にしている価値観です。
現場では、物事の本質を丁寧に捉えながら、それを「現場で機能する形」に落とし込むための視点を重視しています。
構造や因果を整理することも、実務に落とすことも、私にとっては別々の作業ではなく、ひとつの流れの中にあります。
本ブログでは、トップページで掲げている価値観を踏まえつつ、その背景にある「考え方の軸」を少しだけ深掘りしていきたいと思います。
【コンテンツについて】
今後は、以下のようなテーマを中心に書いていく予定です。
- デリバリーが成功するプロジェクトの共通点
- プロジェクトが迷走する理由と、その防ぎ方
- 経営層と現場の橋渡しに必要な視点
- ITコンサルが本当に提供すべき価値
- 「本質をとらえる」とはどういうことか
どれも、私が日々の仕事の中で感じていることや、実務で培ってきた考え方です。
単に詳細なノウハウを公開するのではなく、できるだけ読み手が考え方の軸を持てるような内容となるよう心掛けたいと思います。
コンテンツの派手さや情報量で勝負するつもりはありません。
むしろ、必要なことだけを、必要な深さで伝えることを大切にしたいと思っています。
もし、どこかの誰かがこのブログを読んで、「この人は分かっている」と感じていただけたなら、それだけで十分です。
これから少しずつ、TONICの思想を形にしていきます。
