これまで、製造業、自治体、海外企業など、様々な国や異なる立場・環境での実務経験を積み重ねてきました。システム開発から現場のオペレーション、経営戦略、政策形成に至るまで──組織の内と外、中央と地方、そして日本と海外という多層的な視点から、数多くのイノベーションに携わってきた実績があります。
そうした実践を通じて確信したのは、企業の課題が本質的に解決されるためには、単なる施策やツール・システムでは不十分であり、「構造的な理解」「実効性のある設計」「信頼関係の構築」という三つの要素が不可欠だということです。これらが揃って初めて、企業や組織は持続的に変わり、成果を生み出すことができる──そう確信しています。
この考え方をかたちにし、組織に活力と構造的な変化をもたらすために立ち上げたのが、Tony IT Consultantというブランドです。
Tony IT Consultantは、単なるコンサルティングではありません。組織の本質に向き合い、構造を捉え、実効性を設計する。そして、信頼を築きながら並走する──そんな伴走型のパートナーとして機能します。
【代表プロフィール】
北海道出身。30年以上にわたり、IT領域におけるシステム開発・業務改革・戦略設計・組織支援の経験を重ねてきた。富士ゼロックスでは10年間、システムエンジニアとして製造業を中心としたIT・業務プロセス改革に従事。1996年には交換留学制度により札幌市役所企画調整局へ出向し、自治体初の特産品インターネットショッピングの企画・実施および広域行政を担当。政策形成にも携わった。
その後、米国現地法人にて新規事業の立ち上げを主導。米国および豪州では、プロジェクトマネージャおよびグループ戦略マネージャとしてゲーミング製造のR&D部門における業務改革を推進した。帰国後の2008年より、国内デリバリー部門およびIoT部門の統括として、関連サービスの提供体制を構築。成長戦略の設計・推進を通じて、グローバルな視座と現場感覚を融合させたリーダーシップを発揮した。
現在はTony IT Consultantとして独立。組織変革、戦略設計、クロスカルチャー・リーダーシップ支援を中心に、企業の本質的課題に向き合っている。
札幌市・歌志内市長との個人的な信頼関係を持ち、地方自治体との連携にも強みを発揮。
【主な活動履歴】
- 業務課題に即したソリューション提供とシステム開発
- 成長戦略策定と組織設計・人材配置によるデリバリー部門運営・プロセス改善・組織力強化
- 海外現地法人代表として経営経験を活かした事業成長および日本本社との連携
- 2層型ガバナンス設計および段階的移行モデル設計と実施